惹かれて、魯山人の展覧会へ。会場内に掲げられた氏の言葉にぐっとくる。

芸術は計画とか作為をもたないもの、刻々に生まれ出てくるものである。
言葉を換えて言うなら、同意即妙の連続である。
言い古された言葉だが、「浮気はその日の出来ごごろ」というのがある。
芸術も、言わばその日の出来ごころである。
やって行くうちに生まれて出てくるものである。

魯山人

昨今、主流となっているコンセプチュアルアートとは真逆の考え方と捉えて良いのだろうか。とても野性的な直感的なイメージを持つが、培われたものから染み出るものと言ったらいいのだろうか。

濾過されて、一滴が垂れる瞬間のような。

その結晶が、芸術なのだろうか。