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第4回 盛岡自主制作映画祭 MOVIN’3 作品公募

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第4回 盛岡自主制作映画祭 MOVIN’3(2005年1月23日開催予定)は、現在、作品募集しております。岩手県出身者、在住者の方、ぜひご応募を!

自分は、実行委員ではありませんが、まだ映画祭のサイトが本格的に稼働していないので、こちらに応募要項の主要な情報を載せておきます。

応募資格 制作者または応募責任者が、岩手県在住もしくは出身者であること。
※つまり、プロデューサや監督が岩手県絡みでなくても、例えば出演者や主要スタッフが岩手出身、または在住であれば応募できます。詳しくは、映画祭側にお問い合わせを。
募集部門 映画部門とムービークリップ部門
※アラカワ補足になりますが、映画部門はどちらかというとストーリー性がある作品。ムービークリップ部門は、実験映像、ミュージックビデオ系ということになります。
応募締切 2004年9月25日(土) 当日必着
収録フォーマット DV, VHS, S-VHS
フィルム作品の場合は、テレシネをすること。
作品時間 40分以内

ショートショートフィルム・フェスティバルがアカデミー賞公認へ

asahi.com 日本の短編映画イベントが米アカデミー賞公認映画祭に

 俳優・別所哲也さん(38)らの主催で今年6回目を迎える短編映画の祭典「ショートショートフィルム・フェスティバル」が、来年から米アカデミー賞の公認映画祭になることが2日までに分かった。同賞を主催する米映画芸術科学アカデミーから、フェスティバル事務局に連絡が入った。
 公認映画祭は世界で約60ある。日本では、広島国際アニメーションフェスティバルに次いで二つ目。公認されると、その授賞作がアカデミー賞のノミネートの選考対象になる。

アカデミー賞公認の映画祭というのがあったんですね。知りませんでした。ちなみに、記事によると国内第1号は、「広島国際アニメーションフェスティバル」だそうです。選考対象になると言うことは、ショートショートで入賞した作品は、アカデミー賞の短編部門での入賞の可能性が出てくるわけです。ということは、出す方もそのチャンスに魅力を感じますね。

そういうことは考えていないかもしれないのですがPFFは違うんだと思いつつ、インディーズ・短編映画フェスやコンペの再編があるのかもしれません。映像という切り口で言いますと、RESFESTなどは全く違う切り口ですしね。

第7回京都国際学生映画祭

INDIE’S PLANET NEWSによると、京都国際学生映画祭の作品募集が始まったようです。

第7回京都国際学生映画祭コンペティション部門作品募集●

詳細⇒(URL):http://www.consortium.or.jp/~kisfvf2004/

国内外の優れた学生映画を上映する国内最大規模の
学生映画祭《京都国際学生映画祭》。

このたび2004年度の開催(10月9〜11日)が決定しました。
それにあたり、京都国際学生映画祭ではコンペティション部門で上映する作品を
募集します。学生が作った作品であることを除いては作品のジャンルやスタイル、
制作者の年齢や国籍は問いません。一本でも多くの多彩な才能を発揮した作品の
応募をお待ちしております!

応募受付期間 :2004年4月1日(木)〜6月15日(火)【必着】
応募方法、募集要項の詳細は本映画祭ホームページを御覧下さい。

★お問い合わせ 
website:http://www.consortium.or.jp/~kisfvf2004/
e-mail:the_7th_kisfvf_2004@hotmail.com
TEL:075-353-9430

第3回盛岡自主制作映画祭M3 プレイベント

12/20〜23までサンビル(岩手県盛岡市大通)にて、第3回盛岡自主制作映画祭MOVIN’3のプレイベントが開催されている。サンビル内に設けられたブースで、昨年度までの作品の中から選りすぐりの作品たちを観たりすることができる。また、これまでの映画祭の様子をまとめた展示ブースもあり。前売チケットの発売も開始しています。
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第3回盛岡自主制作映画祭の上映作品決定

The Lamp Man第3回盛岡自主制作映画祭 MOVIN’3(2004/1/25)の上映作品が決定された。公式サイトで、公募作品および招待作品の紹介が掲載されている。

わたくしが共同監督していますショートフィルム「The Lamp Man」が上映されます。その他、招待作品では岩田ユキさんの作品や「銃士戦隊フランスファイブ」なども上映されます。かなり充実した内容となっていますので、お楽しみに。

審査の透明化

コンペの審査結果が出ると、納得できるときと疑問に思うことがある。どういう審査をしているんだぁと思うときもあるわけだが、実際にはどういう審査、つまり責任ある審査が行われているかを疑ってしまうときもある。

プラネット映画祭のWEBサイトに、傾向と対策というものが掲載されており、審査の基準や内容が掲載されている。基準といっても、一般的な内容ではあるが、こういった資料を掲載しているのは、とても良心的だと思う。

インディーズ映画を扱う映画祭、動画配信サイトが飽和状態になる今日この頃、こういった姿勢が観客、制作者の支持を集めていくことにつながっていくのではないかと思う。

JCF学生映画祭・沖縄あと一歩珍道中

JCF学生映画祭・沖縄あと一歩珍道中

2002.07.05

 僕が監督した映画「ルームメイト」が、第4回JCF学生映画祭で第一次審査を通過し、会場となる那覇・沖縄で上映されることに。ということで、行かなければということで、沖縄へ向かう!


2002.06.02

 お金のない学生は、体力で勝負!ということで、夜行バス「らくちん号」で東京へ向かう。今まで何回か乗ったことがあるが、決してらくちんではない。あんまり、眠れないし。伊豆で開かれる学会に向かうヤッシーと一緒になる。


2002.06.03








モノレールにて

 浅い睡眠でうつらうつらとしながらも、東京へ着く。東京駅から、浜松町まで向かい、そこからモノレールで羽田へ向かう。


 モノレールに乗って、少々浮かれる。というのも、モノレールは夢の乗り物だからである。確か、1年前にも乗ったことがあるのだけど、夢の乗り物には変わりはない。小さい頃に読んでいた絵本とかには、モノレールは画期的な未来の乗り物として紹介されていた。たぶん、中学に入った頃に実用化されたはずだ。モノレールは構造上、高いところでも走らせるところが出来るので、未来的な形をしたビルとビルの間を走っているモノレールの絵がよく乗っていた。そんな乗り物に、普通に乗っているこの感覚。不思議である。ちなみに、このモノレールの路線の駅名がおもしろい。羽田行きだからだろうが「整備場」とかいう駅名が。つなぎのおじさんが、工具箱を持って、乗ってきそうである。プロペラを片手に。








台風のため「天候を調査」とな

 空港に着き受け付けカウンタに行く。今回は、映画祭が用意したツアーに申し込んだので、団体受付のカウンタへ。決して、招待ではないぞ。自費なり。カウンタに行くと、いかにも待っていましたと言わんばかりに「沖縄行きですね」と言われる。何で?と思ったら、次の一言で納得。「台風のため、沖縄の天候が悪く、現在天候を調査していますので、もう一度お越しください。」えっ?台風だと。台風!!


 小生、興奮してまいりました。だって、本場の台風に会えるんですよ。盛岡にやってくる台風は、既に長旅に疲れ果てて、早く我が母なる海に戻りたいと悲痛に叫びつつ、己の性ならばしょうがないと、強風を吹き込みながら土の上を痛みに耐えながらも去っていく孤高の男なのです。(ちなみに、アメリカでは女らしい)そんな台風氏に会えるなんて。でも、飛行機が出なかったらどうするという意見もあり。でも、一人、ケイタイからダウンロードしたひまわり画像で喜ぶ自分。


 しかし、その台風でひどい目に遭うとは、その時はまだ知る余地もなく…。








搭乗待ちの飛行機

 30分後、カウンターに行くと、予定通り手続きが始まる。すると、受付の人が変なことを言う。「もし、現地の天候が悪く着陸できなかった場合は、羽田に戻ってくる可能性があります。予めご了承ください」。はいはい、クレーム対策のセリフね、そんなことがあるわけないでしょと、意気揚々と飛行機に乗り込む。








窓から広がる雲海

 窓から広がる雲海に見とれながら、飛行機の旅を楽しむ。


 機内のスクリーンに、前日の海外の飛行機事故のニュースが流れる。いやー、嫌だねー、んなことはないと思っていても、精神的にはちょっと嫌です。天気予報で台風のニュースが流れる。強い台風らしい。あぁ、やっと強い台風に会えると、沖縄で吹き荒れる風を想像する。台風だぁ〜。


 が、どうも雲行きが怪しい。いや、その雲だけではなく、窓から見える雲行きも怪しい。沖縄に近くになるにつれて、雲が荒くなっていく。山脈のように広がる雲へ飛行機は突入していく。


 海を越え、沖縄に近づく。飛行機は段々高度が下がってきて、海も見えてくる。あぁ、珊瑚礁、そして青い海。沖縄が近い!でも、なんだか飛行機がガタガタ揺れる。確かに、揺れる。


 那覇空港が見えてくる。揺れるなぁ〜、こんな揺れる飛行機は初めてだなぁと思った瞬間、フッと飛行機が落ちる感覚が、おぉ〜、何?今のは無重力感覚?そして、次は急上昇。おぉ〜、まるでジェットコースターみたい(未だに乗ったことがない)。機内は、乗客の悲鳴、歓声?が飛び交う。そして、また下降していく、おっ、着陸か。しかし、強い揺れの後、また上昇、あれ?戻ってこない。滑走路が小さくなっていく。あれー、ゴーヤも、泡盛も遠のいていく。でも、なんか気持ちが悪い。


 機長のアナウンスによると、横風強いため、着陸を断念し、もう一度挑戦するらしい。次は頼むぞ!


 旋回し、飛行機は再び着陸態勢に。すでに、だいぶ気持ちが悪い僕としては、早く地に足をつけたい気分。ラピュタ(映画)の言う通りなり。周りを見ると、通称ゲロ袋を広げる乗客がちらほら。


 再び、那覇の街並みが見えてきて、滑走路が見えてくる。いざ、着陸へ。先ほどと同じように、下降上昇を繰り返す。すでに、脂汗の僕は、もう、着陸してくれの一言。が、ビュイーンと飛行機は、急上昇していく、それも、高度が高いし、スピードも速い。え?何?誰か説明して、なんか雲の上よ!











えっ!


雨の鹿児島空港

 またまた、機長のアナウンス。えっ?引き返すだってぇ!俺の沖縄が!あぁ、香港、上海移住計画、ピースな就職計画がぁ。一気に、崩れていく。呆然。


 恐らく周りの席の人たちも、同じく映画祭参加の人々だろう。みんな落胆の様子。そんなことはお構いなく、儚くも鹿児島経由で飛行機は、羽田へ。明日からどうすればいいのだろう、明日、飛行機が出るのだろうかと、考えてみる。まずは、羽田に着いてからだ。帰りに飛行機は、ぐったりで鹿児島から羽田に着陸するまで爆睡。


 14時過ぎに、飛行機は羽田に着く。足取りは重たい。今後の展開を案じながら、朝行った受付カウンタへと行く。すると、「ツアーはキャンセル」「代金は払い戻しになります。」あぁ、それは良いんだけど、もう終わりということ、沖縄は終わりなの?あぁ〜。


 沖縄の上空まで行ったのに、あと一歩で、夢と、幻と終わった。


 ツアーの代金は、戻ってくると言っても、盛岡から東京までの料金は戻ってこないし。あぁ、最悪である。これから、天候で足止めを喰らっている人をニュースとかで見たら、暖かい目で見ましょう。本当に。


 さすがに、昨日の23:40から乗り物に乗り続けているので、疲れ果てて、東京で一泊することに。だって、15時間、何らかの乗り物に乗っていることになるのだから。ふらふら。


 


結論として、沖縄での作品鑑賞、ゴーヤチャンプルーも、ソーキそばも、ミミガーも、オリオンビールも、泡盛も無くなりました。あぁ〜。