インタラクティブ メディア」カテゴリーアーカイブ

oF v0.9.4 で ofxKinectのサンプルを動かす

v0.9.xでofImageの仕様が変わったため、ofxKinectのサンプルがそのままでは動かないので、 testApp.cppを以下の様に書き換える。

修正前

		grayImage.setFromPixels(kinect.getDepthPixels(), kinect.width, kinect.height);

修正後

		grayImage.setFromPixels(kinect.getDepthPixels().getData(), kinect.width, kinect.height);

修正前

			unsigned char * pix = grayImage.getPixels();

修正後

			unsigned char * pix = grayImage.getPixels().getData();

Kinectの台

Kinectを使ったインスタレーションを組むことになり、設置台は無い物かと検索すると、サンワサプライから「Kinectセンサーフロアスタンド」という物が出ていた。ただし、廃番。在庫限りの様だ。現在、お取り寄せ中。

#追記
その後、お店から連絡があり、終息品なので、キャンセルに…。

chumby互換レトロ固定電話

chumby互換レトロ固定電話 – Engadget Japanese

chumbyを古き良き固定電話にはめこむハック。回路図まで公開されているオープンハードウェアの面目躍如です。ダイヤルをタッチパネルに置き換えるなどオリジナルの機能にちゃんとアクセスできるものの、ご丁寧にもスピーカーは受話器にあるため手に持って利用しなければいけません。

これは、すごい。できたら、黒電話で欲しい。

MSとマルチタッチインタフェース

マイクロソフト、広告とマルチタッチ技術の2分野に投資 :ニュース – CNET Japan

Microsoftはイスラエルのクファルサバに拠点を置くN-trigへの総額2400万ドルの出資に参加した。N-trigは、ペンやタッチ入力を感知する技術を販売する新興企業だ。Microsoftの出資比率は明らかにされていない。

 現在N-trigの技術は、DellやHewlett-Packard(HP)製のマルチタッチコンピュータに使用されている。MicrosoftもWindows 7にジェスチャーサポートを直接組み込むことにより、マルチタッチ技術に対応したPCの市場を拡大したいと考えている。

いつもながら、Appleの方がMSより先に、新技術であるマルチタッチを世に送り出したが、MSもじわじわとマルタッチインタフェース技術をWindows 7に合わせて、推してきている。CESでSamsongが50インチのディスプレイに組み込んでいたのを見ると、来年ぐらいには、比較的容易にマルチタッチインタフェースが市販されそう。ソフトウェア側の処理は、OS側でやってくれると実装は楽になりそうだが、開発環境がWindowsネイティブだとな…というのはあるが。

インターフェースにおける意匠権

hbkr経由で、

“mixiそっくり”な理由は?So-netなど数千のSNSが使う「OpenPNE」,開発元の手嶋屋 社長に聞く:ITpro

を読む。家入氏同様、この手嶋氏の考え方に疑問を感じる。

自分も思っていたのだが、手嶋屋のOpenPNEは、mixiのインタフェースに酷似している。このことに関して、手嶋氏は、

 当初はいろいろなSNSを分析して,それぞれの良いところを取り入れようと思いました。ただ,取り入れているうちに,自然とmixiの要素だけが残ったのです。やはりmixiは使いやすくて楽しく,ユーザーのことを考えて作られています。特にUIが優れていると思います。

—OpenPNEのレイアウトはmixiに似過ぎだとも思えますが,著作権的にはどう考えますか。

 OpenPNEはオープンソースのライブラリ以外,すべてゼロから書かれているので著作権的には大丈夫だと考えています。他の方が著作権を持つ画像やCSS(Cascading Style Sheets)なども混入していません。

mixiを参考している点を認めた上で、ソースコード等をフルスクラッチで書いているから著作権上問題がないと言うことだが、そうなのだろうか?インタフェースにおける、ロジック、思想というのは、容易に真似て良いものなのだろうか?著作権と言うより、意匠権。そういったものを軽視している発言ではないだろうか?インタフェースをどのように実装するかも、確かに重要な要素ではあるが、そのインタフェースを動かすロジックもまた重要なはずである。

自分も、先人たちの作品、好きなサイトのインタフェースを参考にさせていただくことがあるが、リスペクトの精神を持っての参考とさせていただき、真似では終わらないものをつくり出すことに心がけている。どうも、上のインタビューには、そのリスペクトの精神が感じられない。

新潮文庫の100冊


100冊ビューワー|新潮文庫の100冊 2006


100冊ビューワー|新潮文庫の100冊 2006

新潮文庫を年代別などでもブラウジングできるが、自分の本棚を作ったり、ほかの読者の評価を見たりすることができる。一種のソーシャル本棚である。

ふと、図書館の貸し出しカードを思い出した。貸し出しカードに名前が多く連なっている程、そのカードの本は人気がある。身近にある可視化。同時に、そのカードを連ねている名前を元に他の本を探すと、関連性を持った本を検索できる可能性もある。もちろん、今の図書館ではシステム化、プライバシー保護のため、こういうことはできないが、昔の学校の図書館ではこんなこともできた。