Powered by
Movable Type

2006.05.24

[ND]パンにQRコード

IBC NEWS:パンの管理に QRコード[19:16]

盛岡市の食品会社が県内ではじめて、パンの袋にQRコードを印刷し、消費者のからの意見の収集に役立てることになった。 パンの袋の裏側に印刷されたQRコードを携帯電話を使って読み取るとメールを送るための雛形が出てきて、食べたパンの感想や意見を製造元に簡単に送信できる。「クレームパン」となずけられたこのシステムは、盛岡市の白石食品工業が県立大学ソフトウェア情報学部と銀河通信に依頼して開発した。

本当に県内初なのか?と思ってしまうニュースだが、岩手の企業もこういったことを始めたようである。

ニュースの文面を読む限りでは、mailto:リンクが埋め込まれているだけのようであるが、ここから顧客同士のSNS的なやりとりを生み出すようなシステムであれば、革新的かもしれない。パンだと難しいかもしれないが、投稿レシピの共有などのコミュニケーションをサイトで共有したり、オリジナルパンの開発をSNS的に行っていくなど。食パンだったら、サンドウィッチレシピをみんなで共有したら楽しそうだ。

前に展示でやったのが、せんべいにQRコードを印刷しちゃうこと。パンにも、QRコードを焼けないものかねー。

[ND]WEB2.0的な「あの角を曲がれば」

101Blog: 「あの角を曲がれば」復刻版

盛岡の懐かしい街角の写真を収録した写真集「あの角を曲がれば」の復刻版が出ているらしい。確か、盛岡に住んでいるころに写真展に行ったことがあるはず。

巻末には撮影場所の地図も掲載されています。自転車で巡る「あの角を曲がれば」なんて企画もありかなあ。

この企画良いですね。自転車マップの「あの角…」があっても良いかもしれない。


ふと思ったのだが、「あの角…」に収録されている写真も、当初はこういった写真集になることを想定して撮影された写真では無かったのではないだろうか。段々に、または年月を経て、何気ないスナップ写真が意味や価値を持つようになったのではないだろうか。

そう考えると、mi:mに求められているのはWEB2.0的な「あの角…」なのかも知れないと思う。みんなが盛岡の街角の風景をケータイから送り合い、それが日々の情報共有となり、行く行くには貴重なアーカイブとなっていく。みんなが作る「あの角…」なのだろう。

(6月末には…新バージョンをリリース…。)

大物と

先日、日本の文壇の大物にお会いしてきました。芭蕉さん。

TS330705.jpg


なんでも、深川に松尾芭蕉庵があったそうだ。奥の細道を出発し、帰ってきたのもこの地らしい。芭蕉さんの耳をホジホジ。


「文春新書 グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する」を読み終える。既読の「
ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる」と比べると、Googleの負の面も取り上げていて、ウェブ進化論で盛り上がった後に、冷静に今のインターネットの流れを考えることができる。2冊合わせて読まれることをお勧めする。Google的なサービスが普及した後の社会はどうなるのか。破壊され、取り戻されるものは何なのか。そして、奪われるものは。考えるべきことが多大にある。