AXIS (アクシス) 2007年 12月号 [雑誌]

AXIS 12月号 P.95に、春に制作した「クロックマップ」(東京・丸の内 新丸ビル10Fエコッツェリア)が紹介された。ぜひ、ご覧になってください。

特集記事も、ちょうどインタラクションデザイン特集。

この数日間、にょろにょろと実装ワークに勤しんでいる。実装ワークといっても、実装に向けての技術検証を続けている。ここまで、技術検証をしているのも久しぶりだ。頭の中は、ヴェクトルと三角関数と行列の宇宙。

「寒い」という言葉を無意識に口ずさんでしまう季節が東京にも来た。と言うが、上には上がいるわけで、北海道は一足早い大雪だとか。盛岡にも、2週間遅れではあるようだが、すでに白鳥が飛来している。自分が住む世界の深さと広さを感じさせるのは、冬の夜空に響き渡る白鳥の鳴き声だ。

自分がやりたいことが為に東京を離れられない自分と、こういった感覚に触れられにくい東京に日々辟易していく自分の「ずれ」。さてさて、これをどう捉えればいいのだろうか。

という話を年末年始、杯を交わしながら付き合ってください。

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いとこ夫婦(?)のところに、出産祝いを持っていく。オークヴィレッジの、積み木が入った犬の乗り物を気に入って贈る。積み木は、いろんな種類の木の無垢のもの。子供がなめても安全。

ひとんちの子供の写真をパシャッパシャッ。気がつけば、1時間あまりで200枚ぐらい撮っていた。思うに、一週間で1,000枚近く我が子の写真を撮っていたら、多少のことは目をつぶってもらってもいい親父だと思う。とは言うが、予行演習にしては撮り過ぎだろう。既に、「業者のおにいちゃん」と呼ばれている。

アンコウ鍋を突っつきながら、なんだか話が盛り上がる。その場で、みんなで話していたことが振り返りつつ、もしかすると10年後の自分は、いわゆるデザイナというところにいないような気がしてきた。ことのデザイン、デザインをしないデザイナ。なんだか、そういったところの次のデザインを考えなければならないのだろう。たぶん、自分は、自分のことを誰もみたことがない領域に連れて行きたいのだと思う。そうでなければ、面白くないのだと思う。

あっという間に、二日ぐらいが過ぎていく。こういうところで、日々を刻まないと、時は光陰矢の如く、過ぎていく。厄介なのは、矢の如く過ぎていってくれればいいのだが、時とは粘性を帯びているようで、後ろを振り返ると渦巻いているところに恐ろしさがある。加えて、先を見れば、その粘性が、まるで音速の壁のようになり、矢に摩擦を与えていく。

頑張りすぎなのか、頭のしびれがやはり取れない。気を付けましょう。

いろいろなことが重なるもので、知人の皆様が東京に越してくる。忘年会、どうしようか。

盛岡は初雪。

夢の中でも、ひたすらヴェクトル演算をしていた。

徹夜明けでくらくらしていたところに、友人のおいどんの訃報が届く。

普段、死亡事故のニュースはただただ流れていくだけなのだが、地下鉄、バスの中で一人いると、人目をはばからず泣いてしまう。いつも、汗を拭うハンカチで、涙を拭う。

小学校の頃、小岩井農場へ一緒に自転車で行ったことがとても懐かしい。

インタラクションの構築は、悩ましい。

二日連続で床の上で寝ていた。

夜も更けていくが、秋も更けていく。

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