夏期休暇中。

月曜日は、じゅんくん、みっちゃん、相方とピクニック。近所の木場公園にて、お空の下、飲んだ。夜に、むっちゃんも合流。久々に、だらだらと過ごした。

入ったお店で「盛岡冷麺」というのがあったので、盛岡な我々は反応して食べたのだが、あれは詐欺だ!というぐらい、盛岡冷麺ではなかった。盛岡冷麺という名称を認証制にすべきだという冗談のような話があるが、本当にすべきかも。あれでは、盛岡冷麺の名が汚れる。

上野にて、若沖展も見てくる。人の多さには疲れたが、良い展示だった。個人的には、絵に当てる照明を変えることで絵の持つ多面的な表情を見せる展示が心惹かれた。屏風などは、家屋の中に飾られ、朝夕の光の変化の中で存在するアンビエントなものである。そうであればこそ、朝夕の光によって見え方が変化する、それはごく自然な話なのであるが、これまで絵画をフラットな照明環境(美術館など)で見ることにとらわれていて、そう言ったアンビエントな見方というのを忘れていた。良い展示手法である。

じゅんくんから、WEB 2.0の話をしましょうと言われて、ちょろちょろと話す。実際には、自分も世に問うオルタナティブな2.0は持ち合わせていないのかもしれず、終始、一般論的な話をしてしまった。

日が経って、気付いたのだが、2.0というよりは、彼との話の中で重要だったのは、「21世紀型」というのことではないだろうか。つまり、20世紀の僕らの脳みそが生んだ未来のロボット「ドラえもん」が持つ4次元ポケットは、結局のところ、世には存在しない。すべては、環として存在している。そこで、僕らは何をするのか。発想の転換である。

WEB2.0というのも、これまで持っているインターネットにおける技術リソースをどう利用するかの転換である。主従関係のある一極集中型のサーバ・クライアントモデルから、分散型のP2Pモデルに転換するように、マシンレイヤーの上に存在するヒューマンレイヤーのモデル転換が、WEB2.0であるし、それがもしかしたら、僕らの21世紀型への移行が見せた顔の一端なのかもしれない。(WEB2.0のほとんどは、サーバ・クライアントモデルだから、どうなのかなと思うけどね。)

事務所の代表の竹村は、よく言う。エレガントな21世紀のシステムデザインをしなければならないと。僕らは、様々なリソースを本当に無駄に利用している。言い方を変えれば、無駄に利用することを強いられている。デザイナは、その解放運動を担わなければならないのかもしれない。

今、去就が話題となっている団塊の世代とは、僕ら東北の人間からすれば集団就職世代である。働くために、土地を離れ、中央に集中しなければならなかった世代である。しかし、世は変わり、逆に彼らをインターネットの普及などをうたい文句にして、地方が呼び寄せようとしている。ここに、一つのワークスタイル、ライフスタイルの変革と解放があるのである。解放というと、共産主義みたいだけど、文明が発達していなかったため、抑えられていた本来あるべき姿に戻りつつ飛躍することだ。

じゃ、まちづくり2.0、いやいや、まちづくり21世紀型ってなんですか?それは、新しいハコを誇らしげに作ることではなくて、今あるリソースの有効な使い方を考えることではないだろうか。21世紀型って、熟考し、行動することである。

本当に高校時代、思い描いていたんだよね。盛岡の町家とかの中に、世界でも最先端のスタジオを作って、この土地から世界に通じる映像とか、クリエイティブな作品を創っていきたいって。古い、立派なリソースの中で、新しいリソースを創り出していく。温故知新であり、「もし私が他の人よりも遠くを見ているとしたら、それは巨人の肩の上に立っているからだ」という言葉を僕らは皮膚で感じて、実践していくべきなのだと思う。

と言うことを考えたのは、鎌倉に行ったから。鎌倉のことは、また別なときに。

河北新報ニュース 南部鉄器、世界ブランド化 フィンランドからデザイナー(見るには無料会員登録が必要)

 南部鉄器の世界ブランド化を図るため、盛岡商工会議所がフィンランドからデザイナを招聘し、製品開発を行うらしい。また、3年後には、フィンランドで見本市などを催し、販路を広げる計画もあるそうだ。

 この計画の資金は、このところの地域ブランドブームの一端となっている「JAPANブランド育成支援事業」を利用するらしい。

 個人的には、フィンランドのデザインは好きであるが、日本の、盛岡のデザインを海外にただ任せるというのは、少々違和感を覚える。盛岡・岩手には、こういった新しいデザインを起こせるデザイナが不在なのか?そんなことはない。もちろん、こういった外の血を入れて、南部の人材を育てる、新しい刺激を入れていくというのも大切なのかもしれないとも思う。

 南部鉄器とは話は変わるが、フィンランドは間伐材の利用や北国おけるエネルギー利用でも進んでいるらしい。このあたりも、勉強したい。

「車輪」って素晴らしい。

と言うことで、プライベートデザインワークス、一気に再始動か。

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Penを読んでいたら南部鉄でできたテープカッターが紹介されていた。ニチバン テープカッター TC-45。あの赤や青いテープカッターが、なんと南部鉄でできている。色も渋い青銅色。盛岡では見かけたことがないプロダクトだ。南部鉄器の利用って、無限大だと思わさせられる。

吉祥寺・東京のサブロ36で取り扱い中。これは、買ってしまうかも。

岩手日報 2006.08.01: 県産品好調 銀座のいわて銀河プラザ

 東京都中央区銀座5丁目の県産品アンテナショップ「いわて銀河プラザ」が盛況だ。運営する岩手県産(大沼勝社長)がまとめた2005年度の売り上げは前年度比3%増の4億7360万4000円で、1998年の開店以来、売り上げは増え続け、都内のアンテナショップで第3位。消費者の需要に合った商品展開やイベントを充実させるなどの効果が表れているようだ。

銀河プラザが好調なのは嬉しい限りであるが、工芸品などのプロダクトの売り方はひどい。QubeIIなどでは、あぁ買いたいなぁと思わせる売り方をしているが、銀河プラザは雰囲気もなく、雑然と並べているだけ。岩谷堂ダンスに至っては積んでいるだけ。あれでは、工芸品の良さも伝わらない上に、お客さんも惹かれて買うというところまでには達しないように思える。工芸品に関しては他のセレクトショップに客を取られるのではないだろうか。六本木のAXISなどで南部鉄器が素敵に売られているのを見ると、どうしたものかと思ってしまう。

と言っていますが、銀河プラザで「酒ケーキ」、トロイカのチーズケーキが買えるので嬉しい限りです。

岩手日報 2006.08.09: チャレンジショップ「おへれんせ」盛岡

 盛岡商工会議所や盛岡市内の商店街などで構成する盛岡まちづくり株式会社(玉山哲社長)は9月8日、同市大通商店街の空き店舗にチャレンジショップ「おへれんせ」を開設する。起業予定者を中心に出店者を公募。独立の準備機会にしてもらい、新たな商業者育成を図る。起業のためのチャレンジショップは県内初という。空き店舗を利用することで、中心商店街の活性化にもつなげたい考えだ。

盛岡大通りの白崎時計店の1Fをチャレンジショップとして、店舗起業しようと思っている企業に貸し出すようだ。白崎時計店は既に店仕舞いしているので、空き店舗利用となる。一日の賃貸料が800円とかなり安い。若い世代が挑戦しやすい環境になっている。

どなたか、デザイン系のセレクトショップでも始めませんか。

夕方のNHKのニュースに自分の姿が映るかも。別にあれですよ、魔が差したわけではにないですよ。ちょっと、水を差しただけです。

忙しい日程をようやく終えることができた。明日の打ち水が終われば、夏期休暇だ。

先日、シュゲイザー音源特集というページを見ていて、シュゲイザー系の新進バンドの音源を聞いていた。ロックはOasis系も好きだが、どうやらシュゲイザー系が自分は好きなようだ。あの音が回る感じというのか、陶酔していく感じというか。音の波の向こうにある、妄想的なストーリー、はかない感情。と、考えていたら、なんだか夏の映画の世界に自分が紛れ込んでいた。

そうさ、夏は何かが起きる世界。映画的な。

北国生まれだから冬の映画を作るべきなのだろうけど、個人的には夏映画が好きだ。学生時代から作っていたインディーズフイルムのほとんどは夏が舞台であるし、個人的にも夏を舞台にした映画が好き。青春夏映画ならば、「水の中の八月」。この作品名で2作があって、映画とドラマ、別物がある。映画は小嶺麗奈が主演で、ドラマは伊藤歩が主演。映画の方は、それこそシュゲイザーだ。

一瞬、また映画つくりてー。とか思ったら、次の瞬間には、プライベートアートワークスに頭が移っていた。お盆は、凡々、煩々。

今年の夏は、移動せずに、都内か関東近郊で過ごすことになりそうだ。静かな夏を過ごさせていただきます。と思っていたら、幾人か盛岡から東京に遊びに来る友人がいるみたい。東京で集結なのか。と言うことで、旅のすすめで東京に来ませんか。僕と一緒にお上り東京タワーをしてくれませんか。

WEB2.0は空っぽさ。WEB2.0はオタクのお祭りに過ぎないと、自分は言っていたのだけど、高城剛が最近、似たようなことを言っていた。WEB2.0って、イタリアの未来派ではないが、インターネット創生期の頃から考えられていた概念ではある。それが、ようやく今実現され始めている。社会学的な視点と技術的な視点で、混沌していることは確かで、AJAX祭りをしているところから、一歩進まなければならない。

だいたいさ、女の子にWEB2.0って言ってわからんよ。むしろ、WEB2.0がさぁって言ってくる女の子とデートはしたくないさ。

先日、水系都市・盛岡って書いたのだが、その妄想は続いてる。最近、江戸・東京の都市構造の変化とか、グラウンディングとかとか、そう言うのに今日があって、仕事でもそう言うコンテンツを扱い始めている。そう言うことを盛岡でもできないだろうか。

あの辻で君を見かけて、あの辻で君と…。はい、そういう感じのことをしたい。

盛岡の地層を解き明かし、新しい地層を作るみたいな。地層って書いたら、文化地層研究会がありましたね。僕らは、ボーリングと呼んでいるが。垂直方向のボーリングと水平方向のグラウンディング。

夏は、妄想さ。

台風です。ふらふらです。

仕事の取材・調査で千葉県は船橋、三番瀬に行ってきた。地元の網元の方に船を出してもらい、三番瀬を洋上から案内していただく。三番瀬は、東京湾に残る唯一の干潟。一度、埋め立ての計画もあったが、保全運動があり残った貴重な場所である。

漁港を出て、幕張のウォータフロント沿いに沖に出る。海沿いの風景とは、こういう風景なのかと思うぐらい、殺風景なウォータフロントが続く。すべての建物が、海に背を向けて、海の存在をまるで打ち消そうとしている。まばらに人がいる、幕張の海浜公園の砂浜がせめての救い。なぜ、海と向き合わないのか。江戸・東京の都市構造を考える上で、とても大きな問題である。江戸、明治の頃は、水へのアプローチが豊かだったこの都市が、なぜ、海に背を向けて、海のそばに工場だけを造るようになったのか。そこに、ブラックボックス化の思想があるのではないかと思わさせられる。ウォーターフロント・アメニティというのが、本当に機能していくのか、東京の都市作りは新たな局面を迎えているらしい。

網元の方から、「食の安保」という言葉が出た。自給自足が低すぎる国に、国際社会で発言力があるのか?豊かな食の国では、みんなが笑顔でいられる。そんなところでは、戦争は起こらない。網元は、部下たちに、君たちは日本の食の安全を守っているんだと、いつも訓示を垂れているらしい。確かにそうだ。ミサイル防衛だって、そんなのはいい、食の安全を。食のパトリオットをつくるべきだよ。ミサイルは食えん。本当に、身近なところに、国防があるのだ。

その網元のご親戚が、盛岡にいらっしゃるそうだ。天領だった船橋とは違って、盛岡は独自の伝統を守る意志と品格がある街だと、盛岡を褒めてくださった。独自の伝統を大事にしている、そうだよね?と尋ねられてしまったのだが、正直言って、自分自身、言葉に窮してしまった。そうです、盛岡は独自の伝統を誇り、それを継承しています。と、今の自分の中では言い切れないようだ。

しかしながら、とにかくも、盛岡を知る人は、あの街は落ち着いて、品がある街だと、口を揃えて仰ってくださる。なんと、ありがたいこと。とても、嬉しくなる。

三番瀬は、東京駅から30分内で着く距離なのに、なんとも海の豊かさがあるところ。また、足を運びたい(たぶん、また仕事で行くけど)。

RSSリーダーを調子の悪いBloglinesからLivedoor リーダに切り替える。ショートカットの配列がUNIXライクでおもしろい。マニアックだ。きっと、この配列では、一般的なユーザには使いにくいだろう。HHKは自分の周りで不評。でも、大好きさ。Ctrlの位置は小指。

ショックなことが続いて、わからないことが多くなっている。一つ、明確にわかったことは、自分は、「ものづくり」を引退する気はないらしい。というよりは、そんなことを予想もしていなかった。そう言うことだった。生涯現役。

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